
ヨガ講師歴10年、現在50代。
実は体調不良で、私が運営するヨガ教室のレッスン指導を休んだことは一度もありません(^^)/
業務委託先のスポーツクラブでは代行を依頼したことがありますが、自分主催の教室は代わりがいないので、かなり体調管理には気を使っています。
でも、50代って体が本当にしんどい世代。
原因もなく重ダルイですよね。
更年期も重なるし、おまけに週3リハビリ助手のパート勤務もしているので、毎日くたくた…。
また5年前には右の股関節唇損傷・2年前には左の変形性股関節症になりましたが、医師曰く「年齢のせい」らしく上手くつきあっていくしかないようです(´;ω;`)
そんな私が、なぜここまで元気にがんばれているのか?
その秘密のひとつが、サプリメントです。
今回は私が実際に愛用しているサプリメントと、番外編として「風邪のひき始めに飲んでいるもの」もご紹介します。
なお私が日々愛用しているサプリや漢方薬は、1ヶ月あたりトータルでおよそ¥5000ほど。
大容量品をセールで購入したり、病院で処方してもらっています
更年期対策に。女性ホルモンのバランスをサポート【桂枝茯苓丸】

50代に入って女性ホルモンの変化を感じることが増えました。
そんなときに助けられたのが「漢方薬」。ホットフラッシュや気分の波が落ち着きました。
45歳を過ぎた頃から、肌の不調やアトピーが出てくるようになったこともあり、
今飲んでいるのは「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)+ヨクイニン」の漢方薬です。
これは婦人科系の漢方として有名で、血の巡りを整えてくれる働きがあります。
さらに「ヨクイニン(薏苡仁)」は、肌の代謝を促し、ニキビや湿疹、イボなど肌トラブルの改善にも使われる生薬です。
この2つが合わさった漢方を処方してもらって、心も体も少しずつ整ってきた感じがしています。
体の変化が大きい50代は、自律神経やホルモンバランスの乱れから体も心も不安定になりがち。
そんなとき、漢方薬は「体質ごと整える」視点があるので、根本からサポートしてくれる感覚があります。
下記に更年期世代向けの代表的な漢方薬をご紹介します。
医師と相談しながら、私も数種類を試しました。
ご自身の体質にあったものが見つかるといいですね!
漢方名 | 読み方 | 主な効能・適応 |
---|---|---|
桂枝茯苓丸 | けいしぶくりょうがん | 血行不良(瘀血)による肩こり・頭痛・月経不順・冷えのぼせ。更年期障害のイライラにも。 |
加味逍遙散 | かみしょうようさん | 精神的ストレス、不安、不眠、のぼせ、冷え。特にイライラや不安感が強い更年期に使われる。 |
当帰芍薬散 | とうきしゃくやくさん | 冷え性、むくみ、貧血、疲れやすい人向け。血と水の巡りを整え、女性ホルモンの働きをサポート。 |
温経湯 | うんけいとう | 手足の冷え、不妊、月経不順。冷えが強いタイプの更年期障害に。 |
桃核承気湯 | とうかくじょうきとう | 便秘がちでイライラする人向け。瘀血を取り去り、気の巡りを良くする。 |
女神散 | にょしんさん | のぼせ、めまい、動悸、精神不安定など、典型的な更年期障害に。 |
柴胡加竜骨牡蛎湯 | さいこかりゅうこつぼれいとう | 精神不安、動悸、不眠、焦り、緊張など、神経過敏なタイプに合う。 |
関節症対策に。炎症を抑制【デビルズ・クロー】(iHerb)

「すべての不調は炎症から始まる」と感じています。
肩こり、関節の痛み、だるさ、メンタルの落ち込みまで、突き詰めていくと細胞レベルの炎症が関係しているという説を聞いたからです。
そんな中で私が取り入れているのが、「デビルズ・クロー(Devil’s Claw)」というサプリメントです。
名前はちょっと怖いですが、これはアフリカ原産の植物で、古くから関節痛や筋肉痛などの「炎症」対策に使われてきたハーブ。
ヨガの仕事で身体を酷使する私にとっては、まさにピッタリ。
関節や筋肉のつっぱりが軽くなったように感じています。
日本のサイトでは値段が高かったので、私はiHerbで購入。
詳細は次の商品説明のあとに書いておきます。
ちなみにiHerb内でも数種類のデビルズ・クローが販売されているので、含有量やレビュー等を見て合いそうなのを見つけてみてくださいね!
項目 | 内容 |
---|---|
主成分 | ハルパゴサイド(抗炎症作用をもつ成分) |
主な働き | ・関節炎(変形性関節症やリウマチ)に伴う痛みの軽減・筋肉痛、腰痛、肩こりなどの慢性炎症に対応・消化不良の緩和(伝統的用途) |
科学的根拠 | ヨーロッパでは植物療法として用いられ、ドイツなどでは変形性関節症の治療に使用されている。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に近い作用があるとされる研究もあり。 |
注意点 | ・胃が弱い方は注意(胃酸分泌を促進する可能性あり)・妊娠中・授乳中は使用を避ける・血糖値や血圧に影響する可能性があるため、持病がある場合は医師に相談を |
関節の潤滑のために。ヒアルロン酸+コンドロイチン(iHerb)

私がこのサプリを飲み始めたきっかけは、股関節唇損傷や変形性股関節症を経験したときのこと。
医師から「加齢により関節液や軟骨が年齢とともにすり減っているので、うまく付き合うしかない」と聞いたからです。
年齢とともにいろんなものがすり減っていくのは仕方ないですよね・・・💦
だから潤滑油を外から補う必要がある、と考えています。
この手の商品、日本製はお値段が高めだし、効果がよくわからない、というイメージがありました。
なので気軽に試してみたく、これもまたiHerbで見つけました。
この製品には、特許取得済みの「バイオセルコラーゲン®」が配合されており、お肌の弾力もサポートしてくれるのが嬉しいところです。
こちらもiHerb内で似たような商品が販売されています。含有量やレビュー等を見て合いそうなのを見つけてみてくださいね!
成分名 | 主な働き |
---|---|
ヒアルロン酸 | 関節液の潤滑性を高め、摩擦を軽減。肌の保湿にも関与。 |
コンドロイチン硫酸 | 軟骨の構成成分。軟骨の弾力性や水分保持を助け、関節のクッション機能をサポート。 |
加水分解コラーゲン | 肌の弾力・ハリを保つタンパク質。体内吸収されやすく、肌や関節の修復に関与。加齢による減少を補う。 |
50代こそ利用したいiHerb(アイハーブ)
さて続けて2つのiHerb商品を紹介しましたが、飲み始めて1年以上は経過。
その他の整形外科的な処置は何もしてなかったのですが、股関節まわりのイヤな引っ掛かりはほぼないです。
ヨガのレッスン指導で、本当に痛いときは自分はお手本をあまり見せず、声で誘導だけを行っていましたが、今では問題なくできるのがとても嬉しいです。
iHerbは、1996年に設立されたアメリカのオンライン通販サイトで、健康食品やサプリメント、オーガニック製品などを世界中に提供しています。
日本語対応の公式サイトhttps://jp.iherb.com/
内側からの元気とメンタル不調対策に【ヘム鉄】

元々低血圧で貧血気味を自覚する私に欠かせない鉄分。
食事から取り入れるにはなかなか大変なので、サプリに頼っています。
吸収率が良いと言われているヘム鉄を選んでいますが、実はヘム鉄はメンタル不調にも効果があるそうです。
ヘム鉄が不足すると、幸せホルモンと言われる「セロトニン」が不足するとのこと。
「なんとなく憂鬱」を感じたら、このサプリを飲み忘れていたことに気づかされます。
ディアナチュラのヘム鉄は葉酸、ビタミンB6、B12、Cが一緒に摂れるのが特徴です。
成分名 | 主な働き |
---|---|
ヘム鉄 | 吸収率が高く、赤血球の形成を助ける。貧血予防や疲労回復に効果的。 |
葉酸 | 細胞の再生や成長をサポートし、特に女性の健康維持に重要。 |
ビタミンB6 | タンパク質の代謝を助け、神経の働きを正常に保つ。 |
ビタミンB12 | 赤血球の形成を助け、神経機能の維持に関与。 |
ビタミンC | 鉄の吸収を助け、抗酸化作用で肌の健康をサポート。 |
自然なお通じに【ビオフェルミン】

便秘対策として、長年いろんな対策をしてきました。
一過性のものが多かったり、値段を考えると続けにくかったり💦
ビオフェルミンは穏やかすぎるイメージがあってバカにしてました(^^;)スミマセン…
でも飲んでいると明らかに違うんですよね。
やはり昔からある薬は良いです!
腸内環境を整えることは、全身の健康維持に必須なのでゆるーく継続中。
新ビオフェルミンSは、ヒト由来の乳酸菌を配合し、小腸から大腸まで幅広く腸内環境を整えることができます。
成分名 | 主な働き |
---|---|
ビフィズス菌 | 主に大腸に定着し、乳酸と酢酸を産生して腸内環境を整える。 |
フェーカリス菌 | 主に小腸に定着し、腸内フローラのバランスを整える。 |
アシドフィルス菌 | 主に小腸に定着し、乳酸を多く産生して有害菌の増殖を抑える。 |
番外編:風邪の“気配”を感じたら私が必ず飲む3つのアイテム
なんかヤバくなりそう⁉な時に【エキナセア】(iHerb)

冒頭でもお伝えしたように、風邪で自分の教室のレッスン指導を休んだことがないです。
バカだからではありません(^▽^;)
もちろん風邪はひいてきました。でも「早めにケアする・ひどくさせない」を徹底!
自分の教室のレッスンは週1回なので、数日間あれば回復できています。
まず「なんかヤバい!嫌な予感がする」という時は、このエキナセアを1日数回飲みます。
エキナセアとは北米の先住民が伝統的に使ってきたハーブで、主に免疫機能の活性化をサポートすると言われています。
薬ではないので気軽に飲めるのがいいところです。
味は子供用シロップのようなお味。私は美味しいと思います!
こちらもiHerbで購入しましたが、Amazonでも売っています。
これを飲んで、にんにくマシマシのラーメンを食べて、がっつり寝る。
これでたいがいの風邪症状は数日でおさまります(あくまで私の場合!!(^^)!)
🌿 主な効果・特徴:
- 免疫細胞(マクロファージやT細胞)の活性化
- 風邪やインフルエンザの初期症状の緩和
- のどの痛み、鼻づまりの軽減
- 天然成分で副作用が少ないのが魅力
いよいよヤバい!となったら【麻黄湯】

上記でもやはり強力なウィルスは倒せません。
風邪の漢方と言えば、葛根湯のイメージがありましたが、「引き寄せヨガ」の著者で恩師でもある皇村氏(順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了)から❝麻黄湯❞の効果を教えてもらって以来、我が家の常備薬です。
日経メディカルでも「麻黄湯がインフルエンザ治療の新たな選択肢に」という記事があったので、ご興味ある方は読んでみてください。
「微熱も出始めて、病院にいくのもつらい」という時は、麻黄湯を飲んでおとなしく寝る(にんにくラーメンを食べに行く気力はなし💦)と、高熱への覚悟を裏切られた経験が何度かあります( ゚Д゚)。
🌿 主な効果・特徴:
- 体表の「邪」を発散して、熱がこもるのを防ぐ
- 発汗を促し、体温調整を助ける
- 気管支の収縮を緩めるため、咳や喘息にも対応可能
- 眠気の副作用が少なく、日中も飲みやすい
高熱時の最終兵器【カリカセラピ】

健康食品やサプリが大好きで、信頼しているショップがあります。
そこでこの❝カリカセラピ❞に出会いました。
カリカセラピは、青パパイヤを発酵させた天然由来の発酵食品サプリ。
あくまで健康食品なので、病院でもらった風邪薬とともに摂取できるのが嬉しいところ。
高熱が翌朝には下がっていた、という経験があります。
ウイルスや炎症への抵抗力を強化する最終兵器として、常備しています。
🌿 主な効果・特徴:
- 強力な抗酸化作用(活性酸素を除去)
- 免疫細胞のバランス調整(Th1/Th2)
- 腸内環境の改善(免疫と腸はつながっています)
- 疲労回復・回復力の底上げサポート
まとめ
上記でご紹介したアイテムをまとめてみました。
状態に応じたあなただけの最強アイテムを常備していると安心ですね!
状態 | 飲むもの | 目的 |
---|---|---|
喉が少しイガイガ・違和感 | エキナセア | 免疫力アップ/自然治癒サポート |
寒気・頭痛・関節痛が出てきた | 麻黄湯 | 発汗・炎症初期対応 |
倦怠感・本格的に悪化しそうなときや、すでに悪化のとき | カリカセラピ | 抗酸化・免疫システム全体の底上げ |
更年期を乗り切るには「運動・睡眠・食事+サプリメント」

いかがでしたでしょうか?
実際に私が取り入れているサプリや漢方薬は、どれも無理せず・続けやすいことを重視しています。
(なお薬との飲み合わせに注意が必要なものもあるので、服用される場合は医師等にご相談ください)
しかし最も大切なのは更年期を快適に過ごすために、以下の「3つの基本」を土台にしています。
- 運動:軽いヨガやストレッチで血流を促し、筋肉と心をゆるめる
- 睡眠:短時間でもぐっすり眠れる環境づくり(寝る前の深呼吸・アロマなど)
- 食事:バランスよく栄養をとることを意識し、不足しがちな成分はサプリで補う
この「基本の土台」があるからこそ、サプリメントの効果もきちんと働いてくれます。
そして更年期世代の女性にとって大切なのは、「がんばりすぎないこと」。
私と同じ世代の女性は、たぶんがんばり過ぎる傾向があると思います。
ギリギリまで病院には行かなかったり、サプリに頼らない人も多いのではないでしょうか?
でも「未病」のうちに手を打つのが賢いやり方!
医療やサプリ、その他の機関を気軽に頼ってみましょう
ラッキーヨガでは「オンラインヨガ」の準備を進めていますので、必要であればぜひ状況をお尋ねください。
更年期は決して「終わっていく」時期ではなく、「新しく始まる」準備期間。
これからの人生を軽やかに、自分らしく生きるためのチャンスです。
今日からできる一歩を、自分のために始めてみませんか?
